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◆にんじん 第1回◆
やさい君の一言
今回からのテーマは「にんじん」です。
日持ちが良く台所の必需品とも言える、この野菜のなるほどとは?
にんじんはセリ科に属する1年草または2年草の野菜です。
他のセリ科の野菜としては、パセリ、セロリ、みつばなどがあります。
全て香りに特徴のある野菜ばかりですね。
にんじんは中国語で胡蘿蔔(コラフク)、英語でcarrot(キャロット)、仏語でcarotte(キャロットゥ)と言います。
にんじんはどこからやってきたの?
にんじんの原産地はアフガニスタンやトルコを中心とした中央アジアとされています。
ここからヨーロッパへ伝播していったものが「西洋種のにんじん」となり、
逆に中国へと伝わっていったものが金時にんじんを代表とする「東洋種のにんじん」になったとされています。
このあたりは前回コラムに書いた「ほうれん草」のルーツとよく似ていますね。
※やさいくんコラム「ほうれん草のルーツ」はこちらから。
日本へはまず「東洋にんじん」が、中国を経て17世紀に伝わりました。
一方「西洋にんじん」はフランスやオランダで改良されたものが、
江戸時代末期に日本に伝わりました。
その後、「西洋にんじん」の方が「東洋にんじん」よりも栽培しやすいという理由で、
段々と「西洋にんじん」の作付けが広がり、昭和30年ころに全国的に「西洋にんじん」が
「東洋にんじん」よりも多く作られるようになりました。
にんじんってどういう意味?
にんじん(人参)の名前の由来ですが、
従来「にんじん」は別種の「高麗人参」のことを
指していて、
その根の形が人の形に似ていることから、
まず「高麗人参」に
「にんじん」という名がついたとされています。
そして、今の「にんじん」の根の形が「高麗人参」と似ていたため、本来の「にんじん」
にもこの名がつきました。
ちょっとややこしいですが、おもしろいですね。
にんじんはどんな種類があるの?
にんじんは先ほどお話したように原産地から大きく西と東に分かれたことにより
「東洋種」と「西洋種」という2つの品種に分けられます。
そしてこの2品種の中に形や色・成熟期などが異なるものがあり、
多くの種類に細分化されています。
現在はオレンジ色で根の長さが短い西洋品種が主要な品種となっています。
西洋種の品種には大きさによって「五寸にんじん」や「ミニにんじん」などがあります。
東洋種は日本でも栽培されていますが、栽培しにくいということから
栽培量は少なくなっています。
東洋種の品種ではおせち料理に欠かせない「金時にんじん」がよく知られていますね。
また沖縄では色が黄色の東洋にんじん、島にんじん(チデークニー)なるものが
栽培されています。
にんじんも奥がふかいですね!
次週は「にんじんの旬」についてです。お楽しみに♪
参考文献1 世界の味探求辞典 1997年 東京堂出版 岡田 哲 著
参考文献2 野菜の効用辞典 2005年 明治書院 山口 米子・大滝 緑 著
参考文献3 気になる症状別 野菜の食べ方・選び方 2006年 彩流社 佐藤 務 監修
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やさいくん。←さかなくんのぱくり
現在の日本の食糧自給率の低さを憂い、食料生産性の向上技術を学ぶため大学の農学部へ。
そこで地産地消と食育の重要性を学び、特色のある高品質野菜の研究をする。
大学での経験と知識が現在のコラムに生かせればと思う今日この頃です。
周防灘を望む防府市で生まれ育つ。
素朴で味わいのあるごぼうのような性格。
そんな性格とギャップのある南国顔の25歳男性。
農学部出身なのに虫に弱かったりする。
趣味はスカパーでの海外サッカー観戦←でも眠い
好きな食べ物は野菜のたっぷり入った鍋物。



